桑名市消防本部・桑名市消防署の高規格救急自動車(R.4年度配備車両)を紹介!
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桑名市消防本部・桑名市消防署・救急桑名2
導入:令和5年
<概要>
こちらの車両は令和4年度(令和5年1月)に配備された車両です。この車両は平成25年1月に配備された3代目中期型ハイメディックから更新された車両で、桑名市消防本部では令和2年1月配備の救急桑名西1に続き2台目の3代目パラメディック且つ同本部では初めて導入された3代目後期型パラメディックです。なお、桑名市消防署では平成6年にも日産・パラメディック(初代前期型:日本損害保険協会寄贈)が導入されていたため桑名市消防署への日産・パラメディック導入は1994年以来約29年振りとなります。車両の仕様・デザインは救急桑名西1(R.2/1月配備)をベースに各種表記が若干変更されています。この車両が配備されている桑名市消防本部・桑名市消防署は主に桑名市中心部伊勢湾岸自動車道、東名阪自動車道等を管轄しており救急桑名2は桑名市消防署・救急第一出場車両として運用されています。
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<正面>
救急桑名2の正面です。ボンネット左側にはコールサイン「救桑2」が表示されており、赤帯の上には白の反射テープが貼付されています。装備面では桑名市の救急車では初めてインテリジェントエマージェンシーブレーキ(自動ブレーキ)等先進運転支援システムを装備しているほか、3代目後期型パラメディックの特徴であるインターロックグリルを採用して精鋭さある顔つきとしています。また、フォグライトもLED化されておりこちらも桑名市の救急車では初の装備となります。
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<側面>
救急桑名2の側面です。側面は派手すぎずシンプルすぎないバランスの取れたデザインになっています。ルーフサイドには「EMS KUWANA AMBULANCE」が斜体で表示されており、桑名市消防署の救急車では初めて丸ゴシックが採用されました。ヒンジドアにはボンネット左側と同様にコールサイン「救桑2」を表示し、スライドドアには生命の星と「EMS」が表示されており「EMS」はアーチ状に表示されています。側面後方には消防本部名が「桑名市消防本部」と表示されています。なお、本車両は桑名市消防署本署配備であるため消防本部名表記横の分署名表記(「桑名市消防本部 西分署」等)は省略されています。装備面ではルーフサイドに補助警告灯作業灯(大阪サイレン LFIA-300)を装備しており、作業灯に加え桑名市消防署の救急車では初めて側面に補助警告灯が装備されました。
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<後ろ>
救急桑名2の後ろです。バックドア上部には生命の星と「救急車の適正利用に御協力を!」という救急車の適正利用促進メッセージが表示されています。リアガラス下には消防本部名を表記しドア右下にはコールサインが表示されています。
救急桑名2
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<赤色灯とサイレンアンプ>
赤色灯とサイレンアンプについて。赤色灯は桑名市消防署の日産・パラメディック初の全面LED+ルーフ前方赤色灯全面発光仕様で、補助警告灯は大阪サイレン製を前面・ルーフサイド・後部(ビルトイン)に装備しています。装備内容は前面がLFA-150でルーフサイドは赤色灯と作業灯が一体型のLFIA-300です。サイレンアンプは大阪サイレン製でMark-D1を搭載。

<動画>


車両の撮影に際し、お忙しい中対応していただいた桑名市消防本部・桑名市消防署の皆様、ありがとうございました!